DHAサプリメントについて




はじめに

DHA/EPAという言葉を見たり聞いたりしたことがある人は多いのではないでしょうか。
近年サプリメントがはやってきて、コンビニでもいろいろなビタミンや微量元素(亜鉛や鉄、銅など)のサプリメントを見かけます。
しかし、これらのサプリメントは本当に効果があるのでしょうか?また、ワンちゃんやネコちゃんにもあげたほうがいいものなのでしょうか?
今回は、いろいろなサプリメントの内、DHA/EPAに着目してみたいと思います。

そもそもDHAって?

DHAはドコサヘキサエン酸、EPAはエイコサペンタエン酸の略称です。EPAは体内に取り込まれるとDHAになるため、同様の成分といえます。
ともに脂肪酸と言われるグループに属しており、その名の通り、体内でエネルギー源となったり細胞膜として利用されます。
脂肪酸には、体内で作り出すことができるものとできないものがあり、後者を食事で摂取する必要があるという意味で必須脂肪酸と呼んでいます。

必須脂肪酸??

必須脂肪酸は大きく2つのグループに分けられ、ω-6とω-3系脂肪酸があります。
必須脂肪酸の特徴として、エネルギー源となる役割以外に体内の炎症や血管内の血の固まりやすさに関わるという点があるのですが、大まかに言うとω-6系は炎症を促進し、ω-3系は抑制するとされています。
DHA/EPAはω-3系に属しており、炎症を抑制したり血を固まりにくくします(良く血液サラサラ、などと表現されています)。

含有量が多い食品

DHA/EPAを含むω-3系脂肪酸は魚油、えごま油などに豊富に含まれているとされています。
食の欧米化に伴い、魚類を日常的には口にしない日本人が増えてきているため、DHA/EPAの摂取量が減少し問題とされています。

食べたら本当に効果があるの?

実際にDHA/EPAを摂取することが有効なのかどうか、サプリメントの摂取や、食事が肉主体か魚主体かで分けるなどして行われた研究では、特に心血管系疾患に有効であると言われています。
具体的には、心拍数の低下や不整脈の減少により、突然死のリスクが減少しているようです。他にも、高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームや様々な炎症性疾患、脳などの神経疾患、眼の疾患など様々な疾患に関してDHA/EPAの摂取が疾患の程度や発症を減少させるとされています。

うちの子にあげたほうがいいのか?

犬においてDHA/EPAが有効なのかどうか、という点に関してはいくつかの研究があります。
わんちゃんで発症してしまう子がいる、「てんかん」に関してはDHA/EPAサプリメントの摂取でその発症頻度が減少したという報告がある一方、あまり変わらなかったとする報告もあり、はっきりとはしていません。
他には、アトピー性皮膚炎や腎臓病、心臓病などでDHA/EPAの摂取により病状が改善したという報告がありますが、どれも数が少なく、今後さらに研究が進むことを期待したいところです。
すでにわんちゃんや猫ちゃん用のDHA/EPAサプリは市販されているので、興味がある方はかかりつけの獣医さんにご相談されながら、試して見られてはいかがでしょうか。
DHA/EPAサプリの一つにモエギタブという商品(共立製薬の製造)があります。楽天市場アマゾンのいずれからでも購入が可能なようです。1粒あたり50円程度とそれほど高くなく、小型犬や猫の維持期の摂取量は1日1粒であるようなのでそこまで財布にも負担はかからないかと思います。

副作用はないの?

はっきりとはわかっていませんが、サプリメントも食べ過ぎはよくありません。
体重が増えすぎたり、免疫系に異常が出る可能性があるそうです。
また、嘔吐や下痢をしてしまったり、そもそもサプリメントを食べたがらない場合などには食べさせるのをやめてあげてください。




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