ウサギの鼻涙管

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うさぎの鼻涙管の概要

涙の排出路。

眼の内側から鼻へと通じる管であり、涙の排出路である。

管の途中には歯の根元と近い部分があり、歯牙疾患により歯の根元が過長することで鼻涙管が押され、閉塞することもある。

うさぎの鼻涙管の症状

  • 流涙の増加
  • 眼の内側の皮膚炎
  • 眼脂

鼻涙管が閉塞すると、涙の排出が妨げられるため、眼から外へ涙があふれてしまう。それに伴い、眼の内側は皮膚が涙ヤケを起こしてしまい脱毛・発赤した状態になります。眼脂が角膜表面に常についている状態だと、二次的に角膜炎・結膜炎などを起こすこともある。

うさぎの鼻涙管の治療法

  • 抗生物質
  • 鼻涙管洗浄

鼻涙管閉塞・涙嚢炎が疑われる場合、炎症に対して抗生物質を使用しつつも、閉塞した鼻涙管を洗浄する処置が必要となる。

うさぎの鼻涙管の経過

一度発症すると完治することがなく、定期的に鼻涙管洗浄をして維持するしかない症例も多い。

ただ、初期治療が遅れてしまうと、鼻涙管が完全閉塞してしまい、改善が認められなくなる場合もあるため早期の治療が勧められる。

不正咬合が原因である場合には、基本的に治ることはないが、牧草の多給とペレットの適正量の給餌などの食餌管理で進行が遅れるケースもある。

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この記事を書いた人

【経歴】
北海道大学獣医学部卒
エキゾチック専門動物病院勤務
【所属学会・資格等】
エキゾチックペット研究会 Japanese Society of Exotic Animal Medicine
【得意分野】
エキゾチックアニマル(犬猫以外の小動物)

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