点滴や注射をする際に毛をバリカンで刈るべきでしょうか?




質問者
犬の前脚に点滴や注射をする際、毛をバリカンで刈る病院と刈らない病院があります。どちらが正しいやり方ですか?
しもん
ご相談ありがとうございます。
前脚から点滴をする場合、プラスチックの針を血管内に入れて、テープで固定します(これを留置といいます)。
獣医療の立場からすると、毛を刈る方が安全性が高いと思います。
その理由としては、
1.毛を刈る方が丁寧に消毒ができるため、衛生的であること
2.テープで固定する際に、毛がない方がしっかりと固定できること
3.獣医師が留置をする際に、挿入しやすいこと
(小型犬では血管がかなり細いときもあり、留置が難しいことがあります)
などが挙げられます。

毛を刈らないメリットは、見た目の問題だけだと思います。
腕回りがはげちゃっていると、気にしちゃう飼い主さんも多いのが現状です。

ただ、基本的に健康な子であれば、毛を刈らなくても感染などが起こることはほとんどないと思います。
毛を刈るメリットがそこまでない場合もありますので、そういった時には見た目のことも考えて、毛を刈らずに留置を行います。

どちらが良いかと言われれば、毛を刈る方が良いとは思いますが、毛を刈らなくても良い場合もありますので、毛を刈らないのが間違っているというわけではないと思います。




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