犬の乳腺腫瘍

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犬の乳腺腫瘍の概要

雌犬でみられる癌のうち最も多いのがこの乳腺腫瘍であるといわれています。乳腺の部分に何かしこりがある場合にはこの乳腺腫瘍である可能性があります。ただ、乳腺にしこりがあるからといって必ずしも悪い癌であるとは限りません。獣医療でよくいわれることとしては、乳腺腫瘍のうち半分が良性、半分が悪性であるといわれています。さらに悪性であると判断されたうち、その半分が転移などを起こす悪い癌であるといわれています。避妊には賛否両論あるかと思いますが、なるべく早い時期に避妊をすることで乳腺腫瘍の発生を予防できるといわれています。実はアメリカでは避妊を徹底しているため、乳腺腫瘍の発生率が日本と比べて極端に低いといわれています。乳腺にできたしこりが悪いかどうかの判断の一つとしては、急速に大きくなっている、2–3cmを超えた大きさであることなどがあります。しかし、大きさが小さくても悪い可能性があるため、念のため動物病院に行くことをおすすめします。

犬の乳腺腫瘍の治療法

基本的に乳腺腫瘍の治療は乳腺を外科的に切除することです。できた場所や個数、大きさやリンパ節に転移しているかどうかにより切除する範囲は異なります。より早期に手術をすることで予後は良いとされます。放置していると手術の難易度は上がり、また転移が起こってしまうかもしれません。そのため、乳腺に何らかのしこりが見つかった場合には動物病院で診察を受けると良いでしょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

【経歴】
北海道大学獣医学部卒、東京大学獣医外科研究室博士課程
米国ペンシルバニア大学客員研究員
【所属学会・資格等】
eterinary Cancer Society(獣医がん学会)
【得意分野】
腫瘍学、免疫学

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