ネコの便秘について

目次

便秘とは

便秘は、ネコによく見られる徴候の一つです。
ほとんどのネコは24~36時間に1回の頻度でウンチをしますが、それよりも少ない頻度の場合は便秘の可能性があります。
特に48~72時間以上排便がない時は、かかりつけの獣医さんに相談することをお勧めします。

便秘のネコの見極め方

  • ウンチが出ない、ウンチをするのが大変そう。
  • トイレの時に鳴く
  • 何度もトイレに出入りする。

※その他の症状がある場合には、便秘の原因疾患が隠れている可能性があるため、獣医師さんに相談しましょう。
(例)
・吐き気がある、吐く
・食欲が低下する
・飲む水の量が増減する
・おしっこの量が増える
・体重が減少する
・筋力が低下する、運動能力が低下する

原因について

✔️脱水を引き起こしている場合(腎臓病、糖尿病など)
✔️ごはんを食べてからうんちをするまでに、通常よりも長くかかってしまう場合
 (肥満、ストレスや不安、関節炎や肛門腺の問題による痛み、腸の閉塞やがんなど)

ご家庭でできる対策は?

✔️飲水量を増やして脱水を防ぎましょう

  • こまめに水を取り替える(最低でも1日2回)
  • ぬるま湯を与える
  • ウェットフードに変える ※療法食の場合は必ずかかりつけの獣医師に相談
  • 水飲み場を増やす ※ご飯の横だけでなく、寝室のような静かな場所にも置く
  • 自動給水機を導入する
  • ウェットフードのおやつに水を混ぜてスープにする

など

✔️運動不足解消と肥満予防

  • キャットタワーなど高低差を作る
  • おもちゃで遊ぶ時間を増やす
  • 太り気味な場合はかかりつけの獣医さんとよく相談してダイエット計画を練る

など

✔️ストレスの少ない環境づくり

  • ネコが好む環境にする(トイレ、爪とぎ場所、遊び場所、休憩場所など)

※大きめのトイレ+鉱物系の猫砂がおすすめです

  • 環境変化によるストレスを最小限にする(近所の騒音対策、馴染みのないものを生活スペースに置かないなど)

✔️ごはんやサプリメント(かかりつけの獣医さんに従うこと)

  • 水分量を多く含むウェットフードにする
  • 乳酸菌のサプリメントを与える
  • 繊維質(サイリウム・療法食など)を試す

※高繊維食が必ずしも便秘に効くとは限らず、低繊維のごはんの方が良い場合もあります。便秘の根本的な原因が何かを明らかにすることが重要です。

✔️ネコの様子を定期的にチェックする

  • ネコのうんちの頻度とウンチの様子を、最初は少なくとも週2回、その後は週1回または隔週でチェックしてください。
  • 非常に硬く乾燥したウンチに気づいた場合や、排便中に猫が辛そうにしていることに気づいた場合は、獣医師に連絡してください。
  • その他の便秘の兆候にも注意し、特に下痢に気づいた場合は、すぐに脱水症状につながる可能性があるため、獣医師に連絡してください。

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この記事を書いた人

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