フィラリア症

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フィラリア症の概要

多くの飼い主の方が犬糸状虫症(フィラリア)という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。動物病院などでワクチン接種の際に、一緒に予防するよう勧められることも多いと思います。フィラリアとは蚊の吸血によってペットに感染する小さな虫(原虫)のことです。蚊が発生する時期に合わせて、予防薬を飲ませてあげなければならず、飼い主の方にはめんどくさく、本当に意味があるのか疑問に思っておられる方も多いと思います。しかし、フィラリアは時にはペットを死に至らしめることもある危険な病気です。蚊に吸血されてフィラリアに感染したペットの体内でフィラリアはゆっくりと成長し、一般的に寿命は5年ほどです。フィラリアは最終的には血管の中で成長し、血液を詰まらせてしまいます。こうなってしまうまでに、何年間もの時間がかかり、感染してもすぐに気づくことができないこと、症状が現れてからでは、手術が必要になることが多いこと、などから予防がとても重要な病気です。現在、予防薬として市販されている薬をしっかり毎年飲めば、ペットがフィラリアに感染してしまう可能性はとても低いことが明らかになっているため、面倒でも毎年の予防をお勧めします。

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この記事を書いた人

【経歴】
北海道大学獣医学部卒、東京大学獣医外科研究室博士課程
米国ペンシルバニア大学客員研究員
【所属学会・資格等】
eterinary Cancer Society(獣医がん学会)
【得意分野】
腫瘍学、免疫学

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