皮膚真菌症

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皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症は、犬や猫だけでなく、ネズミや鶏、爬虫類など様々な動物に発生する感染症です。特に、ヒトにも感染するため注意が必要です。糸状菌を持った動物と接触したり、糸状菌に汚染された物と接触することによって感染します。若い動物や多頭飼育をしている場合に発症しやすいが、ステロイドなどの免疫抑制剤を投与して、免疫が抑制された状態の動物でも発生が見られることがあります。症状としては、脱毛や発赤などがあります。この病気を診断するためには、病変部位の皮膚を少し掻き取って顕微鏡で観察したり、ウッド灯検査という特殊な検査によって行われます。治療は、抗真菌剤を塗ることなどが挙げられるが、病変が全身に渡っている場合には、毛刈りと洗浄によって皮膚を清潔に保ち、抗真菌薬を内服することなどがあります。

マラセチア症

マラセチアとは、酵母菌と呼ばれる真菌です。マラセチアは本来皮膚や粘膜に普通にいる菌ですが、菌の数が極端に多い場合には様々な症状を引き起こします。犬や猫では、外耳炎や皮膚炎、毛包炎を引き起こすことがあります。本来、常在しているこの菌が異常増殖する原因としては、アレルギー性の皮膚炎をもともともっていたり、甲状腺機能低下症と呼ばれるホルモンの病気にかかっている時などがあります。症状は、発赤、痒みなどがみられますが、異常に増殖すると独特な悪臭を放つことがあります。マラセチア症は、シャンプーで良く洗って清潔を保つこと、外用薬を塗って真菌をやっつけることなどが挙げられます。

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この記事を書いた人

【経歴】
北海道大学獣医学部卒、東京大学獣医外科研究室博士課程
米国ペンシルバニア大学客員研究員
【所属学会・資格等】
eterinary Cancer Society(獣医がん学会)
【得意分野】
腫瘍学、免疫学

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