犬種 プードルの大きさ、被毛、性格、起源




トイプードル

プードルの大きさは4分類

FCI(国際畜犬連盟)では、4つの大きさに分類されています。

大きなものから、スタンダードミディアム(クライン)、ミニチュアトイ です。

しかし犬種登録は、「プードル」というひとつにまとめられています。

スタンダードは体高60cm以上、トイは28cm未満と、大きさに差があります。

トイよりも小さなティーカップ・プードルは、日本では人気がありますが、実は未公認です。

プードルの毛はカールしていて抜けにくい

プードルの毛はシングルコートで、きつくカールした毛が密に生えています。

耐水性に優れており、水に濡れてもブルブルと体を揺らすだけで簡単に水を弾き、早く乾きます。

抜け毛がほとんどないため、その点において飼いやすいと人気があります。

一方で、その独特な毛はトリミングの手間がかかります。

プードルのトリミングは?

プードルといえば、特殊なクリップ(トリミングスタイル)が有名です。

一般的によく施されてきたスタイルは、次の2つです。

ラムクリップ…羊のように、顔、足先、尾の付け根の毛を残して刈り込むスタイル。

スポーティングクリップ…ボディを刈り込むことで、四肢を太く見せるスタイル。

このトリミングスタイルは、プードルが水中で鳥を回収する使役犬をしていた時代の遺産です。

毛が水を吸って重たくならないように、無駄な毛を全て落とす慣習がありました。

守るべき重要な部位や、保温が必要な胸や関節部などの毛は、必要だから残していたのですね。

また、頭の毛にリボンを結んでいたのは、猟師の目につきやすくするためだそうです。

近年では、今までにはなかったユニークなカットが流行しています。

プードルの毛はよく伸びるので、定期的にヘアースタイルを変えられることも楽しみですね。

プードルの性格は、知的で従順

プードルの性格を表すキーワードは、「知性」と「忠誠」です。

数ある犬種の中でも、プードルは、高い知能を持つ犬として広く知られています。

また、忠誠心が強く、愛する者には従順に懐きます。

そのため、知性を試される競技や、飼い主との連携が重要な競技が、とても得意です。

この素晴らしい特性は、一度経験すると他犬種では満足できなくなる、と言われるほどです。

プードルの起源はどこの国?

「プードル」の由来はドイツ語

プードルのルーツはドイツにある、と言われています。

水中に撃ち落とされた鳥を回収するために、プードルは作り出されたと言われています。

そのような猟犬として、16世紀のドイツでプードルは広く用いられていました。

プードルという犬種名は、「水中でしぶきを上げる」という意味の「Pudel(プデル)」というドイツ語に由来します。

プードルはフランスの国犬

18世紀のフランスで、プードルは大流行しました。

この爆発的な人気により、一般的にプードルの原産地はフランスだとみなされるようになりました。

FCI(国際畜犬連盟)も、フランスを原産地として認めています。

フランスでは、小型のプードルがトリュフ狩りに用いられていました。

またプードルの手の込んだ刈り込みや飾りつけ、毛染めが流行したのも、フランスでした。

現在プードルは、フランスの国犬に指定されています。

プードル愛好家の著名人

イギリス元首相 ウィンストン・チャーチル(1874~1965年)

20世紀の著名人のなかでは、チャーチルがプードル愛好家として知られています。

ルーファス1世とルーファス2世という2頭のプードルを飼っていました。

アメリカでプードルが浸透したのは、1962年出版の『チャーリーとの旅』(ジョン・スタインベック作)によってでした。

アメリカでは1960年から22年間にわたり、AKC(アメリカン・ケネル・クラブ)の登録数トップに君臨し続けました。

現在でもプードルは、日本のみならず、アメリカでもイギリスでも人気の犬種です。




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